古き良き座間!入谷歌舞伎!!

2018-11-11

11月11日(日) ハーモニーホール座間大ホール

入谷歌舞伎をご存知でしょうか?

江戸時代末期頃から入谷地区の人々が、農閑期に大歌舞伎の役者から指導を受け、祭礼などで演じたのが始まりと言われています。明治・大正・昭和初期にかけて隆盛を見ました。戦後に演じる機会が減少。昭和39年に入谷歌舞伎会が発足しましたが昭和58年にメンバーの高齢化により活動を中止しました。平成8年活動再開して、現在に至ります。

電車に乗って遠くから来て見ても、価値のある座間市を代表する文化です!

毎年11月に公園を行っています。

本日は以下の歌舞伎が披露されました!!!

①歌舞伎 寿式三番叟

部隊のはじまりにあたり、ご来場の皆様のご健勝、五穀豊穣、国土安穏と本日の講演が無事に進むことを祈念して、舞手が意趣を凝らし、舞を神に奉納する御祝儀曲。

②夫婦獅子舞「鈴鹿長宿はやし保存会」友情出演

鈴鹿長宿地区に古くから伝わるお囃子をひき続き活動している団体です。主に鈴鹿明神社の列大祭や元旦祭なそで獅子舞などを披露しています。

③歌舞伎 弁天娘女男白浪五人男「稲瀬川勢揃い之場」

この芝居の設定は鎌倉時代になっています。台詞の中に「初瀬寺」「雪の下」等鎌倉の地名が使われています。稲瀬川は鎌倉の由比ヶ浜にそそぐ、かつて水無能瀬川と言われた小川ですが、これを江戸の「隅田川」に見立てたお芝居です。

④歌舞伎 絵本太功記 十段目「尼ケ崎閑居之場」一幕

武智光秀は、謀反をおこし主君小田春永を本能寺に討ちます。そのことにより武智光秀と真柴久吉は争う事となり、光秀の息子十次郎も婚約者初菊を残し戦場へ出かけます。十次郎を送り出し女たち、その敵対関係にある者たちとのいざこざを披露しています。

以上 本日催されました歌舞伎の内容です。

来年も、是非!足を運んでご覧ください!! 面白いです!

(写真 弁天娘女男白浪五人男「稲瀬川勢揃い之場」)