海上自衛隊大村航空基地(第22航空群)

2019-07-23

7月23日(火)

海上自衛隊自衛隊大村基地

長崎県大村市にある、海上自衛隊厚木基地航空集団司令部に属する

海上自衛隊、西日本を代表するヘリコプター部隊(東は千葉県館山航空基地)。

大村基地は、1975年、世界初の世界初の海上空港として開業した、長崎空港の東対岸にあり、救難任務にあたる第224飛行隊は、陸海空自衛隊のなかで最も多数の災害派遣、救助任務に出動する部隊で知られています。

まずはじめに、再会議室において、第22航空群司令である 岡田海将補から基地の歴史や基地を取りまく環境、行政や地域住民との関係について、さらには国防についてスクリーンを利用してわかりやすく説明がなされた。

ここ大村基地は、かつて、座間駐屯地同様、大日本帝国軍の基地であり、大正時代に海軍航空隊が開設され、日中戦争時、海軍航空隊の重要な出撃基地であり、零戦パイロットのエース、坂井三郎もこの地で教育を受けている。

当時の飛行場周辺には、飛行機を工作する「工廠」、大日本帝国陸軍、水上滑走路があり、今現在も、長崎空港と大村基地の海域は水上滑走路(シーレーン)としてUS-2が離発着をしていることはあまり知られていない。

また、行政との関係においては、大村基地の滑走路は、1975年、現在の長崎空港ができるまでは、長崎空港A滑走路として国土交通省が管理をしており、今現在は防衛省の管轄にて基地運営がなされているとのことである。

海上自衛隊大村航空基地のすぐ横には、陸上自衛隊竹松駐屯地があり海上自衛隊の基地に陸上自衛官の姿を目にすることあり職種を超えた関係を築き上げているのも特徴です。(あまり見られない光景)

基地周辺および、大村市との関係においても、年末のクリスマスコンサートをはじめ、年4回大きいなイベントを開催しており、地域住民の皆様と信頼関係を築あげているという事です。

基地司令官の要望事項は「日本一敬礼のできる部隊」と称し、隊員の指揮を高めているのが特徴である。この「日本一敬礼のできる部隊」=「日本一挨拶のできる男」と置き換えて、大きな教訓にしたいと思います。

最後に、格納庫を見学した際は、整備員をはじめ、パイロット自らヘリコプターに

寄り添う形で、ヘリコプターの実用性について説明がなされ、

説明員の中のひとりに、座間市栗原に在住していた海上自衛官がおり、家族を残して単身赴任とのことであった。

家族を残し、西日本の防衛の要であるヘリコプター隊で、誇りをもって任務にあたる自衛官に一人の人間として心から敬意と感謝を申し上げます。

最後に、海上自衛隊大村航空基地、第22航空群 岡田真典指令をはじめ、

親切な対応をしていただいた、隊員の皆様にも心より感謝を申し上げます。

雑学 海上自衛隊ヘリコプターの見分けかた

*SH(救護のためにヘリコプター)  *SH(対潜水艦哨戒ヘリコプター)

*MCH(対機雷ヘリコプター)