海上自衛隊佐世保地方総監部

2019-07-24

2019年7月24日(水)

蝉が鳴く猛暑の佐世保。

本日は、横須賀の海上自衛隊と並ぶ日本を代表する海上自衛隊佐世保地方総監部を視察研修いたしました。

午前中に、佐世保市役所、基地政策課を訪問した際は、行政側から見た防衛施設の在り方および共存共栄について多くを学ぶ時間でしたが、午後からは、尖閣諸島や東シナ海、朝鮮半島の西、日本海の海域の安全確保のため日夜活動をしている佐世保地方総監部を訪問。

まずはじめに、緊迫する日本海域で活動する護衛艦「あしがら」の艦内を、川野艦長に案内をしていただきました。

海上自衛隊の護衛艦が停泊する場所へは、米海軍の施設を通過しなければならなく、日米の連携が海上自衛隊においても大きな重要性を占めていることに気づかされます。

川野艦長の館内説明は、隊員の食堂をはじめ、操縦室、エンジン室など見学後、大会議室でブリーティングを行いました、艦長いわく!

艦内IC化およびコンピューター化において、かつての護衛艦と比較にならないくらい性能も隊員の生活もよくなっている中で、やはり、乗員300名定数のなか、定数不足が大きな問題となっている現状があります。

少子高齢化は国防にあたる自衛官の勤務にも大きく影響をあたえるなか、今後、日本海域を守るに当たり、隊員がいなくなると船も動かなくなるという深刻な問題を直接お聞きしました。

艦長、広報官から自衛官の確保が、国の防衛のみではなく、災害時にも大きく影響をもたらすので、皆様のご協力が必要ですとの最後の言葉が心に残っています。

また、佐世保地方総監部

 

 

(写真 佐世保地方総監部にて)