ギネスビール主催
ボディビルコンテスト イン タンザニア

!恐怖!

(電灯の明かりが乏しい会場のため写真が鮮明ではありません、お許し下さい)

<1998年10月23日>
東アフリカ、タンザニア南部、モザンビークとマラウイの国境に近い小さな街の集会場
イギリス、黒ビール会社ギネス主催のボディビルコンテストが盛大に行われた
上の写真はおびえながら審査結果の報告を待つ瞬間である。


ギネスビール
1759年、アーサー・ギネスによってアイルランド、ダブリンに設立。以来、一貫して英国型濃色ビールの代表であるスタウトを造っている。現在では世界127ヶ国で販売。スタウトといえばギネスを示すほどの知名度を誇っている。『ギネス・ブック』の発刊元としても有名。本社は現在もアイルランド、ダブリンにあるが、製造の中心はロンドン工場。クリ―ミーな口当たりと、香ばしいロースト風味をもつボディのしっかりしたビール。常温で飲むと風味が引き立つ。


ボディビルの優勝者の結果発表の待ち時間、隣の国ケニアのナイロビで造られるアフリカ全土で人気のあるタスカービールを片手にうろつきまわるタンザニアの若者達、会場はだんだん異様な雰囲気に包まれていく。

 タスカービール
1923年、タスカービール(ケニア・ブルワリー)創業者の一人、ジョージ・ハーストはアフリカ象により命を落とした。銘柄のタスカー(象の牙)はその悲劇をいたみ、つけられた。隣国ケニアもタンザニア同様、イギリスの統治下にあったせいか。ビールはよく飲まれている。1921年にはビール醸造所があったというから。エジプトや南アフリカをの除くとアフリカでは例外的な国だ!!


 コンテストも終わりに近ずくにつれ、会場のいたるところで喧嘩が始まる。左の写真は、襟首をつかみ殴り掛かる瞬間を捕らえたもの、本当にヤバイ雰囲気とはこの事。あせらずカメラのシャツターを切ったつもりがやはり手が震えピンボケしている。

撮影 ますや ジュンロウ





ボディビルコンテストも最後の審査発表を残すばかりと、優勝者発表と同時に審査に不満を持った若者達が会場ステージに上り椅子やビール瓶を投げるなど暴動騒ぎ。ここでも慌てずカメラのシャツターを切るジュンロウ
しかしこの暴動をおさえる事は誰にも出来ない
暴動が始まり10分経つと大変なことが起こった。!!!


誰も、暴動を止められない会場、
やはり最後はライフルを持った警官隊が出動
天井むけ発砲!!
ギネスビール主催、ボディビルコンテストの幕は閉じた
しかし、凄い幕の閉じ方だ!!!


小さな街ムベヤについて
旅行者にとってムベヤは、マラウイ、もしくはザンビアに行くための経由地といった印象、標高約、1800mのこの町の北側にはムベヤ山(MUBEYA PESK)がそびえ、周辺の地形は変化に富んでえる。ここは、他の田舎町と同様、タンザニアの人々の温かさに身近に接することが出来る。また交通の要衝らしく、、近隣の国々からきた人々も数多く見られる。

田舎町ムベヤへの行き方

電車 : ダルエスサラームから毎週、火曜日、金曜日の13:00発の2便がある、電車にゆっくり揺られること24時間でムベヤに到着する。 一等席 $34 (3500円)
バス : ダル・エス・サラームから毎日直通バスがある。太陽が昇る前に出発し、ムベヤ到着は夜中になる長いばすの旅になる。


誰も知らない
タンザニアのおいしいビールの紹介

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 セレンゲッティ : タンザニア最大の国立公園の名前をつけたブランド、ホップの苦味がやさしい年配の人々に人気のあるビール。僕のお気にいり ピルゼンタイプ、アルコール4%

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