ロシア、ウクライナ、紛争地からの教訓

2022-03-04

2022年3月3日(木)

 

ロシア軍がウクライナに侵攻開始から1週間が経過した。 

 

テレビ画面には頻繁に、首都キエフにミサイルが撃ち込まれる映像が映し出されている。 

 

信じられない光景を目の前に!

 

子供たちは、なぜ?戦争をするの!  誰が悪いの? 

 

言葉がつまるばかりである。

「歴史は繰りかえす」と答えればよいのか?  

 

こども達には、1991年に、ソビエト崩壊した

ロシアとウクライナが分裂して、間もない時代、

 

独り、ソビエト連邦を構成していた現ロシアをはじめとする

CIS(独立国家共同体)を旅した時の思い出を聞かせてみた! 

 

ロシアの田舎では、食料品不足でお店の棚には商品がない光景。

ウクライナのキエフのホテルでは、エレベーターが動かなかった。

 

隣のアゼルバイジャン共和国では、アルメニアと民族紛争が続いていて 

水も電気もない暮らしをしていたよ! 

 

ロシアやウクライナ、アゼルバイジャンで会った人々の生活は

決して裕福とはいえなかったけど

 

みんな、心のこもった、「料理」や「お酒」をご馳走してくれたよ! 

みんな、食べるものがなくても、生きるために色々工夫して力強く生活をしていたよ! 

 

国が違っても、みんな一人旅の僕を助けてくれたんだ!

 

だから、国籍や外見で人を差別してはいけないよ!と………

優しい現地の人々との体験談を話してあげた。

 

「戦争」は子供たちの命を奪うだけではなく

子供たちの希望と夢,

そして

こども達の瞳の輝きをも奪ってしまう、

 

戦争は、最悪の「政治」である。

 

ロシアの田舎にて

ウクライナ・クリミア半島にて

ウクライナクリミア半島の葡萄畑とスラブニスコエ(1996年) .kadomaru_button_pink010

 

アゼルバイジャンの家族との出会い

紛争地ナゴルノカラバフから逃れる .kadomaru_button_pink010