終戦記念日(終戦から80年)

2025-08-15

2025年8月15日(金)

 

本日は、1945年(昭和20)の8月15日、第二次世界大戦において 

日本が降伏し戦争が終結した、終戦の日『終戦記念日』です。 

 

80年前の8月15日(正午)、

昭和天皇がラジオにおいて『終戦の詔書(玉音放送)』国民に発表し 

戦争が終結した日です。  

 

本日は、日本武道館において、政府主催の『全国戦没者追悼式』が行われます。 

厚生労働省では、

国民さま、戦没者に対しまして、それぞれの職場やご家庭などで正午から1分間の 

黙とうをお願いいたしています。 

 

※二度と戦争が起こらないよう、日本の過去の戦争(明治以降)に触れておきます。

 

 

①日清戦争(1894) 日本と清(中国)の戦争(死者 4万8800人)

 朝鮮の領土を自分の領土にしたい清(中国)と、朝鮮には独立してほしい日本との戦争。

 朝鮮半島の内戦に清と日本が参戦した戦争。 日本は遼東半島を獲得。 

 

②日露戦争(1904) 日本とロシアの戦争 (死者 15万8200人)

 日本とロシアの戦争 日清戦争で獲得した遼東半島へ、ロシアが介入してきて清に

 変換するよう『三国干渉』(ロシア・ドイツ・フランス)とともに圧力をかけこられ、

 日本は遼東半島を清に変換するが、日英同盟を結んだうえでロシアに宣戦布告をした

 戦争。日本が勝利をし遼東半島を取り戻す。 

 

③第一次世界大戦(1914) 連合国と同盟国の戦争 (死者 514万3000人)

 オーストリアの皇族の1人が暗殺された(サラエボ事件)をきっかけに発生した戦争。

 複数の国が参戦し世界大戦となる。(連合国の勝利)

 日本はイギリスと日英同盟を結んでいたので連合国として参戦しました。 

 『連合国』イギリス・日本・フランス・ロシア・セルビア のちにイタリア・ギリシア

      ポルトガル・ルーマニア・アメリカが参戦。 

 『同盟国』ドイツ・オーストリア・ハンガリー帝国・オスマン帝国・ブルガリア

 

④日中戦争 (1937) 日本と中国の戦争 

 日本は、二二六事件(クーデター未遂)をきっかけに軍国主義になる。結果、日中戦争

 が勃発。中国の盧溝橋(ろこう橋)で中国軍と鉢合わせになり戦争に発展。

 

⑤第二次世界大戦(1939) 枢軸国(すうじく)と連合国(れんごう)の戦争 

 日中戦争がはじまり、ヨーロッパでも、ドイツがポーランドに侵攻したことで戦争が

 勃発しました。ドイツ側につく国とポーランド側につく国で世界大戦となりました。

 日本は『日独伊三国同盟』を結びドイツ側につきました。

 

⑥太平洋戦争(1941) 日本とアメリカの戦争 

 世界大戦において、日本は、アメリカが石油輸出を禁止したことを機に、

 真珠湾攻撃と同時に、アメリカとイギリスにに宣戦布告をしました。 

 日中戦争、第二次世界大戦、太平洋戦争と3つの戦争は、

 1945年8月15日に、日本は降伏し、一斉に終戦を迎えました。

 

第二次世界大戦・日中戦争・太平洋戦争 3つの戦争 

  死者 7682万人

 

 

まとめ 

 古代ギリシアの哲学者、プラトンは、『戦争は最悪の政治』という言葉を残しています。

 古代ギリシア時代から、いまでも世界のどこかで戦争が行われています。

 

 戦争の原因は、古代から現在まで、領土問題、資源争奪、民族・宗教対立、

 こんにちでは、経済的格差(貿易摩擦)、政治的対立等の要因が絡み合い

 戦争へと発展しています。 

2025年、外国からの観光客は2,000万人を超え、グローバル化が進むなか、

身近な生活のなかで、異なる文化や価値観を持つ人々との交流や対話を通じて、

相互理解を深めること、大切なことではないかと感じます。

 

みんななかよし手をつなごう(イラストフリーを使用しています)