2021年10月20日(水)
〇先日、テレビや新聞をみた「中学生」から選挙に関する相談を頂きました!!
Q1: 第49回衆議院選挙が、10月19日「公示」されました!!「公示」って、何?
A1: 「公示」とは、公の機関などが、一定の事項を広く一般公衆に知りうるような状態にすることで、
衆議院議員の総選挙と参議院議員の通常選挙を行う旨は天皇が公示をして、
その他の選挙を行う旨は選挙管理委員会が告示をするんですよ。
天皇陛下が「公示」するんだよ! 驚いたかな! 覚えておこうね!!!!
Q2: 選挙制度! 「小選挙区制」と「比例代表制」とは??
A2: わかりやすく!
「選挙区制」は「人」を選ぶ制度,「比例代表制」は「政党」を選ぶ制度。 簡単だろう!!
選挙区制の中で,1つの選挙区から1人の当選者を選ぶものを「小選挙区制」といい,
今回の衆議院議員総選挙で採用されているんだ!
「小選挙区制」では,一番得票数の多かった人が1人だけしか当選できないんだ!
神奈川県では、18の選挙区があるのも覚えておこう!
僕の住む「座間市」の選挙区は、13区と16区の2つもあるんだよ。
どうかな、選挙に行きたくなっただろう!!
まだまだ続くよ!!
「比例代表制」では,立候補するのは「自由民主党」「立憲民主党」等などの政党です。
ちょっと難しいかな?
各政党は,事前に,比例代表区で当選させたい候補者(立候補した人)の名簿をつくっているよ。
有権者(選挙権のある人)は,衆議院選挙では「政党の名前」を書いて,
参議院選挙では「政党の比例区の候補者の名前」または「政党の名前」を書いて投票します。
衆議院選挙では、比例代表区に、候補者の名前を書いたら間違えだから覚えておいてね!
(参議院選挙はOK!)
結果は政党ごとに集計され,得票数に応じて各政党の議席数が決まります。
そして,比例代表区の候補者の名簿の中から,獲得した議席の数だけの候補者が当選します。
ますます選挙に行きたくなったかな!!
最後に、中学生のみんなに一言!
選挙は18歳になってからのお楽しみ!!
選挙に行かない大人を見たら! 一言声かけてあげてね!! 行った?と!