座間で幻の米を生産 その名は「神力」!

2013-12-16

12月16日(月)
むかし、むかし (明治10年(1877)より大正末期あたりまで)日本全国の酒どころの田んぼで広く栽培された米に
「神力」という品種がありました。
酒造りに適したもろみが溶けやすく雑味を与えない、優れた酒米としても大変珍重されたそうです。
「神力」は現在の多様な稲の原種に位置する種類の中の1つです。そのルーツは明治10年にまで遡ります。
品種改良により出来たこの稲は最初、別の名前がつけられていたのですが、従来の稲より二割も多く収穫でき、
それは神様のお力のお陰であると考え「神力」と改名されました。
この稲の主食としての生産はほぼ0です。酒米としての生産も、稲穂が大きく栽培が大変難しい
全体からするとごく僅かという実は非常に珍しくリスクを背負う幻の品種なのですが、
この御米が座間市新田宿在住の農家の青年により復活し「日本酒」として生まれ変わっております。
座間の幻の御米「神力」は酒かす、お酒となって名産品として商品化しています。
ぜひ、座間の御米「神力」をご賞味下さい。
凄い農家  池上農園  http://ikefarm.com/index.html
(写真 農作業、神力米、泉橋神力)