座間市議会 一般質問 3日目 登壇

2014-09-08

9月8日(月)  座間市役所

座間市議会第3回定例会 じゅんろう 一般質問内容は以下の通り、市長、市役所当局に通告(疑問・質問を問いかける文章)した文章です。

通告所は、固有名詞(人間の名前、お店の名前)を発言できないため、一般の人々にはわかりづらく文章となっています。ご理解のほどを。

これらの通告書は、一般質問が行われる前に、市役所当局に提出して、市長と当局の検討のもと議場で答弁がなされます。 答弁に関しましては、後日、正式に公表されますので、今回は記載をしておりません。ご理解の歩ほどをよろしくお願い致します。

一般質問①

地域貢献を推進(すいしん)する商業振興(しんこう)条例について、

この商業振興(しんこう)に関わる条例に関する質問は、平成25年・第3回・第4回定例会にて、2回行わさせて頂きました。第4回定例会での質問内容は、第四次総合計画に基づきながら商業の振興(しんこう)事業を展開しておられます座間市において、大型家電量販店や物流倉庫システムを活用した外資系大型量販店の開業、また来年の平成27年春には、広野台地区において大型商業施設の開業が予定され、地元の商業者と新しく進出してきます事業者や、チェーン店との共存を図るための「商業振興(しんこう)条例」の施行(しこう)を提案という形で質問させて頂きました。   、

この質問に対しての当局側の答弁では、「商業振興条例につきましては、このような状況を踏まえまして、今後も近隣市などの状況を把握(はあく)し、さらに研究してまいりたいと存じますとの回答がなされましたが、平成25年・第4回定例会から1年が経とう(たとう)としている今日(こんにち)、まずは、どのような現状把握、研究がなされたのかお示しください。

先月私は、横浜市中区にあります商店会の活性化を推進するための、公益社団法人、神奈川県商店会連合会に趣き(おもむき)、県内の商業を取り巻く環境について、担当者にお話しをお伺いしました。『神奈川県商店会連合会』では、県内33市町村を対象に、「商店街実態調査」を毎年おこなっており、報告書を作成しております。最新の平成25年度の報告書のなかに「商店会加入状況」とい調査項目があり、県内で回答がありました26市町村の商店会加入状況が「大型店」「チェーン店」「一般店」に分けられ、数字で状況を把握することができました。

座間市において、地元の小規模小売販売店やサービス業を意味する「一般店」の加入率は、90.6%と、県内26市町村中『6位』となっており、町村(ちょうそん)を除いた17市の中では、3番目に高い加入率であるのに対し、「チェーン店」の加入率は25%と、26市町村中23位。大型店に関しましては50%と、26市町村中23位でした。このデーターを見る限り、座間市では、『一般店』の加入率が高く、「大型店」「チェーン店」の加入が極めて低いことがわかります。

また、他の市町村に目をむけると、人口約3万3千人、面積約  17k㎡規模の葉山町では、地域イベントや交流会などを頻繁(ひんぱん)に行い、『事業者交流』のなかでの呼びかけをしながら「加入促進」をおこなっており、一般店の加入率が『88.7%』、チェーン店の加入率が  100%、大型店に関しましても100%と「一般店」の加入率が高い数字でありながら「チェーン店」と「大型店」の加入率も高い数値が記さ(しるさ)れています。

それとは対象に、人口約72万人の政令指定都市、相模原市の商店会では、「一般店」の加入率は、68.1%に対し、「チェーン店」の加入率は、69.7%。「大型店」に関しましては72.7%と、「一般店」の加入率を「チェーン店」「大型店」が上回っております。

この結果に関しましては、平成19年・4月に施行(しこう)されました「相模原市商店街活性化に関する条例」を推進した、JR横浜線・  相模原駅にある「西門商店会」の前会長にお話を伺ったところ、

市内、各(おの)々(おの)の商店会長と一緒に「条例文」を持参し「チェーン店」や「大型店」を歩き加入促進にあたった結果が、今の数値にあると自信を込めて語っておられました。

また、商業振興(しんこう)に欠かせない地域経済団体である「商工会」に関しましても、横浜市中小企業センター内にあります「神奈川県商工会連合会」では、平成25年、県内に商工会が設置されている19の市町村を対象に「商工会加入に関する」実態調査をおこなっています。この実態調査において、県内の事業者が商工会に加入する

「組織率」の平均は、54.7%と記さ(しるさ)れているのに対し、座間市において事業者が商工会に加入する、組織率は、平均値を下回る「38%」という数値が示されています。

この30%代という低組織率は「座間市」だけであり、19市町村中19位と最も低い組織率であります。

地域に密着し、社会貢献をしながら、大小問わず商業者が共存していく、それが「商店街」です。

商店街」の元気は・・「座間市」の元気です!!

 商店街の発展は・・座間市の発展につながります!!

神奈川県の実態調査を把握し、座間市においても商業振興(しんこう)に関する、なんらかの対策、「条例」の施行(しこう)にあたっていくべきと、私は強く思いますが、当局が行った現状把握、そして神奈川県の調査のデータを交えまして、ご所見をお伺いいたします。

 

一般質問②

「北向庚申(こうしん)堂(どう)交差点」と「座間南林間線」の渋滞問題について

さがみ縦貫(じゅうかん)道の市内外からのアクセス道路として、「座間南林間線」の整備が急がれるなか、「第4次総合計画実施計画書」の戦略プロジェクト7「座間南林間線を整備します」の中で、緊急に対応が必要な『入谷バイパス』付近の400mの中に記(しる)されています道路改良において、先月『相武台前4号踏切』周辺、車道(しゃどう)脇(わき)の樹木伐採(ばっさい)作業が行われ、目に見える形で作業が進行し、通行車両の多い『座間南林間線』を頻繁(ひんぱん)に利用するドライバーにとって、明るいニュースであり、まずはじめに、当局のご尽力(じんりょく)に感謝を申し上げます。

今日、座間市の中心を東西に走る「座間南林間線」の渋滞問題に関しましては、市道17号線と交わる、「座間市役所交差点」から小池大橋、中丸芹沢陸橋を通り、市道10号線と交わる「南林間入口交差点」の間で発生する渋滞についてお伺います。

「座間市役所交差点」から「南林間入口交差点」までの距離は、約2.2kmあり、その間(かん)、信号が設置された交差点が8カ所。うち右折車線が設置されている信号交差点が4カ所あり、交通安全対策を図っておられますが、市民の皆様、特に車を運転される方々からの「渋滞(じゅうたい)緩和(かんわ)」に関するご要望を多く頂いております。

なかでも、市道15号線と交りあいます、「北向庚申堂交差点」を拠点とする渋滞に関しましては、皆様もご存じのように、朝夕の通勤時間帯におきましては、西は『緑ヶ丘郵便局』付近、東は『中丸芹沢陸橋付近』、さらには、    南北、市道15号線にも渋滞の影響を及ぼしています。

この渋滞の要因を現地で通勤時間帯に観察をしてみました。要因は、「北向庚申堂交差点」と隣接しております市道16号線と交りあいます、信号交差点との間隔が約50mと短いため、乗用車、約8台分のスペースしかなく、また右折車線で待期している車両に対して、直進してくる対向車が途切れないため、信号が黄色から赤になり右折困難にて後続車両が渋滞となっています。

また、信号が赤色に変わり、2台から3台、急発進をして右折する車両もあり、大変危険な交差点の環境となっております。

「北向庚申堂交差点」は、座間市のほぼ中央に位置し、西は厚木市、東は大和市、南は藤沢市、北は相武台前駅へ通ずる分岐点であります。今後、「座間南林間線」入谷バイパス付近の整備が行われ、交通量の増加が考えられますが、

渋滞の拠点となっております「北向庚申堂交差点」の渋滞緩和にむけた取組に関しましてご所見をお伺いいたします。

また、今後市道38号線の整備計画に伴い、座間南林間線と交わる交差点の改良が予定されていますが、信号の設置、右折車線の有無、38号線から座間南林間線に侵入します車両の右左折環境など警察との話し合いが行われているかと思いますが、近況をお聞かせください。

そして、隣接します、日産正門の信号機に関しましても、渋滞を引き起こしているとも考えられますが、渋滞緩和を含めた歩行者の安全対策に関しまして当局のご所見をお伺いし・・・一回目の質問とさせて頂きます。

 

以上通告記事。