5月9日(月)
先週の大型連休中、地域にて、独り暮らしの高齢者女性が自宅で亡くなってから数日後、近隣の方々によって発見されという出来事がありました。その高齢者女性は、一軒の借家に住んでおり、旦那さんに先立たれ、ここ数年独居暮らしをしていました。近隣では、同様、独り暮らしの高齢者が多く住んでおり、周辺への衝撃は大きなものでした。
女性は近所づきあいもよく、近隣の方々は、女性が猫の世話をしいるが、餌をあげる姿が見えないと気づき警察へ報告し、家の中で息絶え発見されたとの事です。
このような場合、警察では、戸籍調査を行い親族、身内に連絡をして、火葬、埋葬の手続の手順を踏んでいきます。
今回の相談は、事故現場周辺の方から、親族および家族がいない場合、死後どうなってしまうか???との 深刻な相談をお受けしました。
対応としては、行政書士へ依頼し、自分の死後どうありたいかという意思を「事前指示書」にて伝えておくという手段があります。
しかし、お金に余裕がない、もしくは、近所にそのような方々、終身まで一人の人間を見捨てる世の中ではないことを知っておいて頂きたい。
親族および、疎遠環境におかれた方々は、国の法律「墓地埋葬法」に沿って供養されます。
神奈川県の座間市においては、親族など疎遠環境におかれ死去された高齢者は、地域の民生員の方を「仮認」とし、生活援護課が担当となり行政が力となり、清川村の「宮が瀬霊園」の合祀墓地に埋葬されています。
現在、独居高齢者による孤独死は社会問題化していますが、しかし、生きている間、前向きに地域のコミュニティを大事にして頂きたいと心から思います。
市内地域に、独居高齢者の方で、お困りの方がいましたらご連絡ください、微力ですが一緒に考えましょう。