2006年5月24日(日)晴れ |
みんなで咲かせようプロヴァンスのひまわり |
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とても小さな街の商店会とヒマワリが大好きな地元の小学生との共同開発がはじまった。これは市の花"ひまわり”を使い座間市の特産品を造ろうというお茶目なプロジェクトだ!!夢と希望をもって小さな商店会が農家のおじさんから約1・2反(30m×40m)の土地を借り、19世紀の画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホが過ごした、南フランス・プロヴァンス地方からヒマワリ種を空輸し、ヒマワリを咲かせる壮大なプロジェクトの始まりである!! さて、温暖な南フランスの気候で育つプロヴァンスのヒマワリ種は、土壌の異なる座間の大地に黄色い鮮やかなヒマワリ咲かすことができるであろうか!!! これは、小さな街の商店会&ヒマワリ大好き小学生とのヒマワリ栽培奮戦記、ノン・フェクション・ドキュメントである!! |
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2006年5月24日(水)晴れ |
ひまわり種植えのはじまり!! まずは、青空の下で説明会 |
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なんたって、今年の正月"ひまわり”で街の活性化と相武台南口商店会 戸津会長が叫んで半年近くが経つ。今回、会長自ら農家に足を運び小学生には大きすぎるほどの広大な土地を借りる。この栽培の責任にあたるのが私"じゅんろう”だ。農業の専門でもない僕は、わからない事だらけ、そこに何もわからない小学生がやってきた。 そう、みんな、わからない事だらけで、ひまわり畑に足を運んだのであった。
冒険はなにもわからないからできるのである。
わからない事はすばらしい!!
説明をする淳郎(写真右) |
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2006年5月24日(水) |
女の子は、夢と希望をもって世界のひまわりを植えよう! |
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ひまわりの種植えは、小学5年生一クラス合計34名 男女2つに別れて種上が行われた。女の子は20種類の異なる世界のヒマワリを植えて研究をおこなっている。ここに、植えた世界のひまわりを紹介しよう。
ブラット・レット(ユーゴスラビア)、チトニア(メキシコ)、ビックスマイル(イタリア)、リングオブファイャー(USA)、バレンタイン(ドイツ)、ロシア(ロシア)、八重ひまわり(日本)、モネのひまわり(フランス)、ムーンライト(USA)、ミラクルビーム(不明)、トゥルヌソルノワール(フランス)、マティス(USA)、ベルベットクィーン(USA)、テディーベアー(USA)、大輪(岩手県)、太陽(日本)、食用ひまわり(USA)、サンビーム(USA)、ゴッホのひまわり(フランス)、ゴーギャン(フランス)、かがやき(USA) 合計21種だ!!! 指導にあたるのはベテラン、高橋くん(左中央) |
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2006年5月24日(水) |
男の子は、広大な土地の雑草をとり、南仏プロヴァンスのひまわりを植えよう! |
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戸津商店会長(写真左白帽)と一緒にのどかにヒマワリ種を蒔く相武台東小学校5年生の生徒達。
作業は雑草をとる子供と種植えをする子供に別れ1時間行われた。
ひまわり種は、一穴に3粒づつ種を15〜20センチメートル間隔で埋めていった。子供達は大地に向かい祈るようにヒマワリ種を植えていったのであった。
作業終了後、雷雨にみまわれヒマワリには恵みの雨であったが、翌日一部の畑がダメージを受けた。 |
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2006年5月28日(日) |
なんてこった!! 鳥の災害にあう!! |
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(新芽が出た様子 種まきから4日目) (新芽が何者かに食べられた写真)
ひまわりは通常 種まきから土中の温度が20度以上ならば、4〜5日で新芽がでる。新芽は油がのって柔らかく美味しいのでスズメや、ハト、カラスがやってきて食べてしまうのである。そんな光景が写真右の新芽を見事に食ってにげた残骸写真だ!! 種植えから4日目で厚い壁にぶつかる。 |
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2006年5月29日(月) |
ひまわり栽培は 見えない敵との戦いだ!! (バトルフィールド) |
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 網をはる 淳郎 |
私達には、大事なひまわりの新芽を何者かに食べられても落ち込んでいる時間などなかった。まずは釣具やさんにいって、透明な見えない釣り糸を、ヒマワリの新芽のうえにはってみたが効果はない。翌日はすべて食べられてしまっていた。
1度の失敗で落ち込むやわな僕たちではない、雨の振る早朝、商店会長(戸津会長)と畑に行き網をはり天敵の進入を阻止することにした。 しかし網に最初に引っかかり身動きがとれなくなったのは、ズボンのボタンに引っかかり転んだのは、何を隠そう、僕、じゅんろう であった。
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2006年6月上旬 |
ひまわり畑は、たくさんの動物に狙われている!! (悲惨な光景) |
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早朝、AM4時ヒマワリの新芽を食べる原因の調査のため、ひまわり畑に足を運んだ。小学生を守るための網に引っかかっていたのは、ハトである。その弱ったハトを目当てにカラスがやってきて、そのカラスを目当てに歩いてキジが殿様のようにやってくるのである。
雨の中、ひまわり畑に生息する動物たちにヒマワリを守る網は、ヒマワリの生育を守ることができるのであろうか、
弱肉強食が展開される座間のひまわり畑で沢山の問題をもって 戦う小学生と商店会である。
網に足をとられ逃げられなくなったハト、その後カラスが美味しい頭を食べにくる。これが野生のおきてなのである。 カラスは網をも破壊していく最悪の敵である。 |
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2006年6月3日(火) |
無事新芽がでました!! |
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2006年6月15日(木) |
小学校の雑草とりが雨で中止に!! |
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ひまわり畑に異常事態!!ひまわりが力強く咲くはずのひまわり畑が、ニョキニョキと雑草が育ってしまいヒマワリが伸びてこないのである。
6月15日は、地元、相武台東小学校から100人の生徒が雑草とりにやってくる予定であった!!しかし悪天候、雨のため中止、なんてこった!!
気象庁から梅雨入りが発表されてから、早朝、雨のなかをコツコツと寂しく草取りをすることになった。
次の小学生が助けにくる雑草とりは1週間後6月22日(木)だ!!
雑草とりを逃した翌日、雑草でひまわりが見えないひまわり畑!! |
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2006年5月25 ・ 6月22日 ・ 7月11日 |
述べ 相武台東小学校5年生が行ったヒマワリ畑の雑草とり! |
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雑草は、ひまわりの生長を妨げる。雑草は生長しても全く面白くもなく、美しくもない。よく雑草のように強く生きろという言葉を耳にする。 雑草ははっきり言って、周りの迷惑を考えずどこにでも現れる。全国の小学生へ 淳郎から一言“ みんな、ヒマワリのように強く太陽に向かい成長しよう!! いつも笑顔を絶やさずに!!” |
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2006年7月11日(水) |
トラック 1杯分の 雑草をとりました。
ありがとう!相武台東小学校 5年生の皆さん 良い夏休を!! |
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2006年8月6日(日) |
おめでとう
フランス プロヴァンスからやってきた
相武台東小学校の生徒が植えた
ひまわりが開花しました
ひまわり君たち
遠いフランスからご苦労さまでした! |
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