佐々先生には日本の「商道」を継承する若者を育てたいという想いがあります。 佐々教授が「商道」を実感したのは横浜のある商店街の商店主の言葉からでした。その商店主は、佐々教授が隠れたる人気商品をなぜ前面に出さないかと尋ねるとこう答えました。 「うちがその商品を宣伝すると、商店街の中で困るお店が出てくるかもしれないので、お互いに助け合っていかないと・・・」 その言葉をがきっかけとなり、佐々教授はライフワークとして日本の「商い」と後継者を研究していこうと決意されたそうです。